2021年、新学期も始まり、皆さんそろそろ日常が戻ってきた頃でしょうか?

コロナ禍でバタバタだった学年も、あと3学期を残すのみとなりました。
実はこの2020年度から、小学校高学年にプログラミング教育が導入されたのをご存じでしょうか?

「プログラミング」という科目ができたわけではなく、既存の授業の中で取り入れていくとのことですが…
そもそもプログラミング教育って何?

ということで、宝塚駅すぐにある「プログラボ宝塚」を訪問!
お話を伺ってきました。
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プログラボ宝塚の室長、原田先生

プログラボ宝塚は、阪急宝塚駅すぐ、ソリオ宝塚2の3階にあります。
阪急宝塚駅2階のデッキからすぐにソリオ宝塚2に行けるので、とても便利で安全なロケーションです。

コミパ  先生、そもそもプログラミング教育って何でしょう?

原田先生 たくさんのことが含まれているので、一言で言い切ることは難しいですが、「課題を解決するために必要な力」を養う、という点が特徴かなと思います。

コミパ えーと…?

原田先生 たとえば、車型のロボットがあって、どこか目的地を目指す時、どんなルートを通ろうかな、壁があるならどうやって避けようかな、ロボットの形はこれでいいのかな、など同じ目的地を目指すにしても方法は無限にあると思います。目的を達成するための方法や手順を自分で考えて、実際にできるかやってみて、失敗したらまた考えて、成功するまでやってみる。結果だけを見るのではなくて、過程にも着目している所が今までと違う新しい学びの形ですね。

プログラボでは基本的に、教育版レゴⓇマインドストームⓇEV3を使っています。ロボットを制作し、ロボットに指示を出す道具としてパソコンやタブレットを使用しています。

実際に、授業中の様子を見学させていただきました。
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なんと、真剣な表情…!
うまく動くかな?と、試行錯誤している最中なんですね。
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原田先生  同じ指示を出すにも、考え方はいろいろ。考える過程で、ロボットの形も子どもたちによってどんどん違ってきます。

コミパ なるほど、確かにそれだと考える力が大事になるの、わかります。

原田先生 はい、そうですね。何よりその考える力は、将来子どもたちが向き合う様々な、課題や目標を達成する時に大切になると思います。目的の達成も大切ですが、その過程での取り組みも大切に出来る人になってほしいですね。


こちらは、↓製作途中のロボットたち。次の授業までこのまま保管されています。
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できたら、実際に動きを試してみます。
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さあ、どうかな?

こちらは、別のクラス。
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子どもたちはみんな、それぞれの目の前のミッションに集中し、とってもイキイキしています。
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女の子もいます。
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考えている…このひたむきな表情!
もう、教室にどの子どもも、こんな感じなのです。
これって、ものすごいことなのでは?

ああっ、今の子どもたちって大変!と密かに思っていましたが、実はすごくうらやましい!かもしれません。

次回(2月)は、それぞれのクラスを、もう少し詳しくご紹介しましょう。

以上、宝塚の情報を発信するコミパ!編集室でした。


プログラボ宝塚 公式HP
宝塚市栄町2-1-2 ソリオ2-3F
080-8529-7683(教室直通)