突然ですが、赤にリボンのラッピングって、何を思い浮かべますか?
プレゼント? 
お誕生日?何かの記念日?ということもありますね。
2649080Calmaさん_

写真ACのCalmaさんの画像より

さて、こちらは…赤に白のリボンでラッピング!
IMG_7695
ポストです。これは山本郵便局前のポスト。
普通のポストですが、よく見てください。リボンついてます。
よく見ると…
150
郵政創業150年、とあります。

ということで、調べてみました。
我が国の郵便制度が明治4年(1871年)に始まって、今年2021年4月に150周年。
なのだそうです。
実に150年前に、郵便制度が始まったんですね~。

江戸時代の飛脚をもとにしたのが郵便事業の始まり。
前島 密(まえじまひそか)は欧米に倣って、郵便事業を立案しました。
明治4年3月1日、郵便役所が東京・京都・大阪に設置され、このとき郵便切手も発行されました。
…なのだそうです。

このポストのリボンは、スタッフはここしか見たことないのですが、他にもかわいいポストがあるでしょうか?
見かけたら、ぜひ教えてくださいね。

同じ年、明治4年に廃藩置県も行われています。
今年の11月、長崎県が県政150周年、埼玉県は、150周年。
兵庫県は、一足お先、2018年に150周年を迎えています。

さらに、近代通貨制度150周年記念

通貨の単位である「円」が誕生し、日本の近代通貨制度が始まったのが、明治4年(18716月だそうです。


話はちょっと飛びますが、現在放映中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」では、現在、幕末まっただ中、慶応4年(1868)なのですが、この年の途中で明治に改元。

スクリーンショット 2021-07-13 2.02.58
NHK大河ドラマ 公式ホームページより引用(パリ万博でエレベーターに初めて乗った栄一)

渋沢栄一がパリ万博へ行った3年後には、郵便制度が始まり、廃藩置県が行われる…昔と今は、つながってるんですね…。

以上、身近なポストのラッピングから歴史を感じてみた、コミパ編集室(KI)でした。